erinyaサンのブログ日記

平凡な毎日を楽しく生きる

『アレクサンダとぜんまいねずみ』を読んで子供の頃に思っていたこと

こんにちは。

erinyaサンです。

 

今日は図書館に行って、レオ・レニーの『アレクサンダとぜんまいねずみ』を借りてきました。

 


アレクサンダとぜんまいねずみ―ともだちをみつけたねずみのはなし

 

作/レオ・レオニ 訳/灰谷俊太郎 発行/株式会社好学社

 

私の記憶が正しければ、私が生まれて1番初めに大好きになった本で、1番繰り返し読んで(眺めて)、その後もずっと大好きで、大事な絵本です。そして実家にあった本もいつの間にかどこに行ったか見かけなくなり、久しく開くことのなかった絵本です。

 

 

【あらすじ】

 人間はねずみのアレクサンダを見るたびに悲鳴をあげ、彼を追い回します。アレクサンダはパンくずの1かけが欲しいだけなのに。ある日、その家の女の子の部屋でねずみのぜんまいおもちゃのウィリーと出会い、友達になります。嫌われている自分と違い、みんなにちやほやされているウィリー。アレクサンダはうらやましいと思いながらも、友達が出来たことを嬉しく思いました。ある時、ウィリーから「満月の夜に紫の小石を持って魔法のトカゲの所へ行くと、なりたいものに変えてくれる」という話を聞いて、アレクサンダは自分もウィリーのようなぜんまいねずみにして貰いたいと、紫の小石を探します。でも、なかなか見つかりません。そんな中、アレクサンダがウィリーに会いに行くとウィリーは捨てられそうになっていました。新しいおもちゃが来たからです。アレクサンダは紫の小石を見つけ、胸をドキドキさせトカゲの元へ行きます。そして、「ウィリーを僕のようなねずみに変えて欲しい」とお願いします。普通のネズミになったウィリーとアレクサンダは二匹仲良く暮らしました。

 

 

母は、私がこの本を好きな理由は【絵が綺麗だから】だと思っていたようです。

当時見ていたどの絵本よりも絵が綺麗だと思っていたので、【絵が綺麗だから】と言うのも好きな理由の1つです。

特にトカゲの出てくるシーンは凄く大好きで、七色に輝くトカゲに会いたくて、庭のある従妹の家に行くたび紫の小石ととかげを探していました。

 

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でも、好きだった理由は絵だけじゃなく、読んだ後に残るモヤモヤ感だったのだと思います。

 

小さい頃は両親共働きで祖父母の家で過ごす時間が長かったのですが、そこで祖母が地獄の話や死後の話などするもんだから、幼稚園の頃は【死=恐怖】でした。

なので、当時はこの本を読んで、

《アレクサンダはごはんのパンくずが一つ欲しいだけなのに、追いかけて回わされ可哀そう。人間はなんて悪いやつなんだ。生きるか死ぬかの中ギリギリの中で生きてるなんて辛い。》と感情移入しまくりで泣き、

アレクサンダと同じく自分も【死】のないウィニーが良いと思い、

ウィニーがアレクサンダと同じ普通のネズミになった時には、《また明日から人間に追い回されハラハラな生活が待っているのにそれは幸せなの。いつか死んでしまうに。何だか仲良くでダンスしているけど、辛いよぅ。。。》と一人モヤモヤして泣いていました。

 

私の泣ける絵本No1

 

銀河鉄道999でも哲郎は機械の体より生身の体を選択してましたが、実際どうなんですか。

 

流石に今読んだら全然泣きはしませんでしたけどね。寧ろ、なぜあんなに号泣していたか謎なぐらい実際には淡々と話が進んでいってました。

 

きっと色々考えられる、深い絵本なんだと思ってます。

機会があれば読んだことある方も、ない方も是非一度手に取って見てください。

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ちなみに、今36歳、アニメ映画の『平成たぬき合戦ぽんぽこ』が泣ける映画No1です。

『火垂るの墓』では泣かないけど、ぽんぽこは何回見ても泣けます。

「たぬきサンがぁ、キツネがぁ…」と泣き、「人間は何て悪い奴なんだ」と自分もどっぷり人間のくせして、人間に対する恨み節をしつこく言うので毎回家族にうざがられます。

 

小さい頃『アレクサンダとぜんまいねずみ』を読んで「人間は何て悪いやつなんだ」と憤っていたのと同じです。あの頃と同じ感覚というのか、成長がないというのか、それってどうなんですかね。でも、本当にそう思うんだもん。

3つ子の魂100まで、ですかね。